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用語一覧

このページでは、Create!Form Cloudで使用される主な用語について説明します。
Create!Form Cloud特有の概念や、帳票出力で使用される用語を中心にまとめています。

帳票定義

帳票定義は、帳票のレイアウト設計と、データソースのマッピング情報を含む設定ファイル群です。
Create!Form Designにおける「ジョブ」に相当し、Jobファイル、Formファイル、Datamapファイルなどの帳票資源ファイルで構成されます。
Create!Form Cloudでは、帳票出力時に指定した帳票定義を使用して帳票を出力します。

Note

Create!Form DesignとCreate!Form Cloudでは、一部の用語が異なります。
両製品での対応関係は以下のとおりです。

Create!Form Design Create!Form Cloud
ジョブ 帳票定義
ジョブファイル 帳票定義ファイル

作業ディレクトリ

作業ディレクトリは、帳票定義と関連ファイルをまとめて管理するためのフォルダーです。
Create!Form Cloudで帳票出力を行うには、Create!Form Designで作業ディレクトリを作成し、その中に帳票定義を作成しておく必要があります。

Create!Form Cloudでは、帳票定義単位ではなく作業ディレクトリ単位でアップロードを行います。
帳票出力時には、アップロードされた作業ディレクトリに含まれる帳票定義を指定して帳票を出力します。

作業ディレクトリの作成方法などCreate!Form Designでの作業ディレクトリの操作方法については、以下のマニュアルを参照してください。
[Create!Form Designマニュアル - 資源ファイルの管理]
 └─ [2.作業ディレクトリの操作]

帳票出力時の主な設定項目

文字コード

帳票出力時に使用するデータソースの文字コードに応じて以下のように指定します。

データソースの文字コード 帳票出力時に指定する値
UTF8 UTF8
SJIS SJIS
EUC EUC
UTF16(BOMあり) UTF16
UTF16(BOMなし) UTF16LE

※使用できる文字コードはデータソースの形式によって異なります。
    詳細は「1. 概要」のデータソースおよび文字コードを参照してください。

外字

Windows環境には、ユーザー独自に使用する外字を作成定義するための「外字エディター」が標準で備えられています。
この「外字エディター」で作成された外字を含む帳票を出力する場合に、外字設定を有効にします。
外字設定を有効にして帳票出力を行うと、出力設定でアップロードされた外字フォントファイル「EUDC.TTE」が自動的に参照されます。

Note

「EUDC.TTE」以外の外字フォントファイルを使用する場合は、QDFファイルの設定による出力を行ってください。
※QDFファイルの設定による出力については、以下のマニュアルを参照してください。
    [Create!Form Designマニュアル - 外字]
     └─ [2.設定方法]
       └─ [2-1.QDFファイルの設定による出力]

QDFファイル

QDFファイルは、PDF出力時の設定を行うためのファイルです。
帳票出力時にQDFファイルを指定することで、その設定内容を適用できます。
※フォームタイプが「Excelテンプレート」の帳票定義では QDFファイルを利用できません。

QDFファイルでは、主に以下の設定を行うことができます。

  • PDFセキュリティ
  • 外字(外字フォントファイルや外字フォントの書体の設定)

QDFファイルはCreate!Form DesignのQDFエディターで作成できます。
作成方法については、以下のマニュアルを参照してください。
[Create!Form Designマニュアル - QDFエディター]

RPXファイル

RPXファイルは、帳票出力時にテキスト変数のフォント種別や出力データを変更するための設定ファイルです。
帳票出力時にRPXファイルを指定することで、その設定内容を適用できます。
これにより、1つのFormファイルを使用して複数言語の帳票を出力するなど、フォント種別や出力データを動的に切り替える柔軟な運用ができます。

RPXファイルの作成方法や注意事項については、以下のマニュアルを参照してください。
[Create!Form Designマニュアル - リソースプロパティ変更機能]

改ページ行数指定(1〜999)

改ページ行数指定は、データソースの行数が指定した値に達した時に自動的に改ページを行うための設定です。
※Create!Form DesignのDatamapエディターで改ページ行数を設定している場合でも、帳票出力時に指定した値が優先されます。

改ページ行数指定が利用できるデータソースの形式は以下となります。

  • CSV
  • TXT

※改ページ行数指定は、固定帳票でのみ利用できます。可変帳票(表オブジェクトを含む帳票定義)では設定できません。

FSオプション(1〜30)

FSオプション(FormSwitchオプション)は、入力フォームオブジェクトに設定した「出力パターン」を帳票出力時に切り替えるためのオプションです。
「出力パターン」のパターン番号(1〜30)ごとに入力フォームの外観や状態を設定できます。
帳票出力時にFSオプションへパターン番号を指定すると、設定したパターンに応じて入力フォームの外観や状態を切り替えて出力できます。
これにより、同じ帳票定義で複数パターンの入力フォームを出力することができます。
※FSオプションは、入力フォームオブジェクトで出力パターンを設定している帳票定義でのみ有効です。

FSオプションの詳細や出力パターンの設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。
[Create!Form Designマニュアル - 入力フォーム]
 └─ [6.Tips]
   └─ [6-1.出力時に入力フォームの外観、状態を切り替える - FormSwitchオプション]
     └─ [出力パターン別に入力フォームの外観設定を行う]

マージ追加

マージ追加は、基準となるデータソースに対して、マージしたいデータソースを追加するための設定です。
この設定を行うと、複数に分割された入力データを連続したデータとして扱って帳票出力できます。
※マージ追加は、帳票定義がマルチデータソースの場合や、帳票種別がセット帳票の場合に利用できます。
※マージできるデータソースの形式はXML以外のすべての形式です。ただし、異なる形式のデータソース同士(TextファイルとCSVファイルなど)をマージすることはできません。

お問い合わせに必要な情報

サポートへお問い合わせいただく場合に、フォームへ入力が必要となる情報です。
※お問い合わせフォームはこちらからアクセスできます。

テナントID

Create!Form Cloudでは、「案件」や「会社」といった単位でテナントを区切り、データや利用環境をクラウド上で管理しています。
テナントIDは、そのテナントを識別するためのIDです。

ログID

ログを一意に識別するためのIDです。
調査対象のログを特定するために使用されます。
ログIDは、ログ一覧から取得できます。